目が乾燥してしまう人のカラコンの選び方のポイント

目が乾燥してしまう人のカラコンの選び方のポイント

装着するだけ瞳の印象を大きく変化できる魔法のようなカラコンは、メイク以上に毎日の身だしなみとして欠かせない人も多いといいます。カラコンを選ぶときには、カラーやデザイン、着色直径など見た目や装着したときの印象を重要視している人も多いといえましょう。コンタクトレンズと同じで高度管理医療機器に分類されるものなので、扱いには十分な注意が必要です。カラコンをしていると目が乾燥しやすい人や付けたときにゴロゴロする場合は、自分の目にあったものを基準にすることも大切です。 カラコンを選ぶときに、基準になるものが含水率ですが、購入するときに高/低含水などのキーワードを目にしたことある人も多いのではないでしょうか。これはレンズに含まれる水分の比率を示す数値で、数値が高いほど水分がより多く含まれている逆に低いほど含まれる水分量が少ないなどの違いがあります。なお、一般的に50%以上のものを高含水レンズと呼び50%以下を低含水レンズと呼びます。乾燥しやすい人は、この割合をしっかり確認することをおすすめします。

カラコンの含水率って、気にしたことある?

カラコンを使っている人で、含水率(がんすいりつ)について、聞いたことがあるけど良く知らないという方も多いかもしれません。そこで、その概要および、率が高いものと低いもの、それぞれの特徴なども見ていきましょう。 カラコンの「含水率」というのは、レンズが含んでいる水分率のことで、一般に50%を高・40%程度が中・それより少ないと低に分類されます。 そうなると、多く水分を含んでいるレンズの方が良いと思いがちですが、一概にはそうとは言えません。というのは、レンズ厚さや個人の装着感によって違いがあるためです。また、人によって装着時間なども異なるため、さまざまな要素を加味して選ぶ必要があります。 50%以上水分を含むものは、確かに潤った感じがあって装着してすぐでも異物感がないのがメリットです。ただし、水分を必要とする分、もともとドライアイ気味の人は涙もどんどん吸収されてしまい、長く付けているとより目が乾いてしまうデメリットが生じます。 一方、低率のものは水分の蒸発が少なく潤いが続きやすい利点を持っています。半面、フィット感が高率のものより劣るため、装着しはじめに目がゴロゴロすることがあります。